業務用エアコンを使用するメリットとデメリット

業務用エアコンの価格帯は12万円から20万円程、家庭用エアコンは3万円台から豊富な種類が販売されています。値段だけを見ると、業務用にも家庭用エアコンを利用した方が経済的に思えます。実際に業務用エアコンの代替として家庭用エアコンを設置した場合、エアコン相互の連携システムがないために無駄に動いて電気代がかさむ、ブレーカーが何度も落ちるといった不具合が報告されています。業務用では一般家庭よりも広い空間に設置して、稼働時間も長くなります。広範囲に空調を循環させ、長時間使用するためには、大きな動力と頑強な作りであることが求められます。エアコンの出力は家庭用エアコンでは部屋の畳数ですが、業務用エアコンでは馬力で表示されます。業務用エアコンの耐用年数の平均は13年、家庭用エアコンは6年とされています。

業務用エアコンを使用するメリット

業務用エアコンを使用するメリットは、広い空間を満遍なく適切な温度に保ってくれる力強さと耐久性です。この機能を十二分に生かすために、設置業者は天井高や動線をも考慮して、個々の空間に最適なレイアウトをしてくれます。耐久性を伸ばすためのメンテナンスの相談にも乗ってくれるので、業務用エアコンの寿命も伸び、故障の時にも安心です。一般的に、業務用のビルトイン・ダクトエアコンの出力が22キロワット以上であれば、耐用年数は15年、22キロワット以下であれば耐用年数は13年とされています。ダクトを使わない壁掛け、天吊り、床設置などの耐用年数は6年とされ、ワット数の大きいものほど耐用年数は長くなっています。耐用年数が長くなると、減価償却の期間も長くなるので税金面の対策としても有用です。

業務用エアコンを使用するデメリットと解決策

業務用エアコンを使用する上での大きなデメリットは、初期の導入費用が高くなることです。1台が20万円の業務用エアコンを数台設置すれば、設置工事と合わせて高額の出費になります。銀行からの借入金の目減りにも繋がり、大きな負担です。デメリットの2つ目は、購入から10年を経過した後の機器の修理です。10年を経過すると交換部品がなくなっていて、修理できないこともあります。このような場合は新しく買い替えるしか方法がなく、急な出費が発生してしまいます。解決策として、業務用エアコンのリースでの利用があります。国税庁HPによると、備品である場合の業務用エアコンの耐用年数は6年とされ、リースなどの建物付属設備であれば13年から15年です。リース契約を行うと初期費用が掛からず、月毎の経費として計上でき、銀行からの借入も有効に使えます。